梅村みずほが維新を離党した。ここで梅村みずほのこれまでを振り返っておこう。梅村みずほの数々の問題ある言動を忘れてはならない。
維新ペディアで複数回取り上げてきた梅村みずほが、維新を離党

2025年4月27日配信のNHK NEWS WEBより引用する。
日本維新の会は、27日の常任役員会で、梅村みずほ参議院議員から提出された離党届の扱いを協議し、27日付けで離党を承認しました。
日本維新の会は、夏の参議院選挙に向けて党内で予備選挙を実施し、大阪選挙区に擁立する2人の公認候補を決めましたが、党所属で現職の梅村みずほ氏は選ばれませんでした。
こうした中、今月16日に梅村氏から離党届が提出されたことから、日本維新の会は27日、大阪市の党本部で開いた常任役員会で離党届の扱いを協議した結果、27日付けで受理し、離党を承認しました。
このあと岩谷幹事長は記者団に対し「梅村氏本人とも話をしたが、離党の意思は固かった。常任役員会では離党届を受理することに異論はなかった」と述べました。
梅村みずほ 問題発言、人権侵害発言の数々
梅村みずほが維新ペディアを賑わしたのは、その人権侵害発言の数々による。忘れてはならないものばかりで、それらを紹介しておきたい。
議員特権に切り込むと宣言して当選したにもかかわらず、当選後、「グリーン車に乗ります」といとも簡単に前言撤回したのだ。議員活動スタート時に見られた、驚きの発言だった。

有権者からの意見メールを「不幸の手紙扱い」でTwitterに晒す
2020年5月19日、検察庁法改正案について複数の有権者に届いたメールを「昔流行った不幸の手紙を思い出します」とツイートし、それらをTwitterで晒した。その被害を受けたお一人、Aさんへの謝罪メールも〈メールでいただいたみなさんのお気持ちのひとつひとつを踏みにじるようなことをしてしまったのだなと、自分に対して大変な思いでいっぱいです〉という意味不明なもので、「本当に何が問題かを理解して謝罪しているとは思えませんでした」とAさんは述べている。

新宿区のコロナ感染者10万支給の対策に「わざと感染してラッキーという若者が出る可能性」とツイート
2020年7月には、コロナ感染者に10万支給を決めた新宿区の対策について「わざと感染してラッキーという若者が出る可能性についてツイートし、大きな批判を受けた。

明日の自由を守る若手弁護士の会(あすわか)からの批判をここにも記しておく。
『命と生活の危機にあり苦しむ人よりも、真っ先に「不正受給」のケースを無理やり作出して批判する(出し渋る)スタイルは、不正受給を針小棒大に語って「生活保護受給者=不正受給予備軍」かのような悪印象をばらまいた生活保護バッシングと似ています。とにかく命だけは救わねば、という使命感や切迫感があれば、こういう発想にはならない(それはそれとして対策講じればいい話)はずです。憲法に忠実に、職責を全うしてください』
乳児死亡による母親逮捕で「都構想否決が悔やまれる」発言
2020年11月、乳児死亡による母親逮捕の報道を受けて「都構想否決が悔やまれる」とツイート。
こちらも大きな批判を受ける。

Twitterでは以下のような批判が見られた。
「都構想やらなくでも出来る事ですよ。何でもかんでも否決のせいにしそうですね。維新は。」
「大阪市のままで保健所増やして人員増やしたらええんちゃいますか。 博打場なんかに金使わんと、人間の生活に金使いましょう。」
「保健所を1→4にするのは、大阪市を廃止しないとできないことですか?他の都市はどうしてるんですかね?」
「悲しく無惨な出来事を安易に都構想と結び付けるあなたの感性を疑います。。。」
秘書が知人への殺人未遂容疑で逮捕される
2021年4月には秘書が知人への殺人未遂容疑で逮捕されるという事件が起きた。

この問題について翌年に詳細の説明を求められ、殺人未遂による逮捕が行き過ぎであるかのようなニュアンスの発言をする。この時に人を故意に車ではねた秘書について「超低速」などと発言して周囲が驚き批判するという出来事もあった。

その後、日本維新の会が、この秘書を職員として再雇用したことも話題になった。

入管の非人道性を擁護。被害者遺族の前で「支援者の指示による詐病の可能性」と発言
最も忘れてはならない梅村みずほの人権侵害発言だろう。維新ペディアでもこの件を重く見て、詳しく記事にしている。是非ご覧いただきたい。これが梅村みずほの本質と言えるものだろう。

入管ではなく、支援者に非難の目を向けたこともさることながら(権力ではなく、権力に抵抗する人たちを貶めるのは維新のパターンでもあるといえるが)、事実に基づかない詐病発言を、しかも被害者遺族の前で行うという、ありえないことを起こした。許し難い一件と言える。この件で梅村みずほは半年の党員資格停止処分を受ける。だが、維新がこの発言を問題だと考えた訳ではない。批判の多さに迎合して、慌てて態度を変えただけに過ぎないということも記しておきたい。
維新を離党。そして複数の政党に断られ、参政党が擁立へ
前述の通り、維新から参院選の公認をもらえず、維新を離党。そして2025年6月30日。梅村みずほは参政党の比例代表候補として、参院選出馬を発表した。
忘れられない、法務委員会での入管法の審議の際に、事実に基づかない発言を非難され、彼女は居直ったようにこう発言している。「別にこんなバッジなんて惜しくないですよ」

だが、本当はそのバッジはかなり惜しかったか、この席で記者に問われ、自民党にも国民民主党にも出馬を打診して断られ、参政党からの出馬を決めたことを認めている。
参政党といえば、新日本憲法構想案が問題視されているが、梅村みずほは「美しい」ともこの席で発言している。
Xやnoteでもさまざまな批判が渦巻いているので、それにも触れておきたい。

もはや怪文書レベルとまでいわれる新日本国憲法を構想している参政党からの擁立。Xでは「梅村みずほ、闇落ち」「この人はどこまで落ちるんだろう」という声が見られた。梅村みずほはどこへ行くのだろうか。
あらためて梅村みずほがどんな人だったのかを確認せねば、という投稿もXに見られた。このツリーに情報が複数あるので、ご覧いただければと思う。
さようなら、梅村みずほ。
しかし、維新の人間ではなくなったとはいえ、これからも社会のためにならない動きが見られるのだろうと思えてならない。維新ペディアはこれからも梅村みずほを注視していきたい。