今もテレビなどのコメンテーターとして活躍し、
元兵庫県知事の斎藤氏に対しても「やりすぎだ」などとパワハラはダメと、他人事のように発言している橋下氏だが…
「気に入らない記者を袋叩きにする」「あめとむちでDVして、服従させていた」という元大阪府の職員である、れいわ新選組の大石あきこ議員の発言に対し、名誉棄損で訴えていたが、一審につづき、2審も敗訴。
意に沿わない記者を攻撃したり取材を拒否したりしたという指摘は「重要な部分が真実」と裁判所が認定した。
橋下氏のパワハラ気質は、米山隆一氏(衆議院議員・元新潟県知事)も証言している。
斎藤知事にアドバイスをする前に、橋下氏が大阪府知事時代に、知事部局で7人も自殺者を出していることに対して、遺憾の意を伝えたのだろうか。
※大石あきこ氏への裁判も、スラップ訴訟*と言われていた。
*嫌がらせ等の目的で法律上認められないことが明らかな訴訟を提起すること。言論や運動を威圧する目的、経済や時間や労力的に消耗させる目的、見せしめにする目的等で用いられることがあり、社会的にも問題となっています
橋下徹氏が2審も敗訴…「気に入らない記者を袋だたきにする」などの記事巡る名誉毀損訴訟<読売新聞2024/9/26>
元大阪府知事の橋下徹氏が、日刊現代の配信した大石晃子衆院議員(れいわ新選組)のインタビュー記事で名誉を傷つけられたとして、大石氏と同社に300万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁は26日、請求を退けた1審・大阪地裁判決を支持し、橋下氏の控訴を棄却した。
「記者を袋叩き」は重要部分が真実 橋下徹氏の請求棄却 大阪地裁<産経新聞2024/1/31>
大石氏は、公職時の橋下氏のマスコミ対応について「気に入らない記者は袋叩き」「飴(あめ)と鞭(むち)でDV(ドメスティック・バイオレンス)して服従させていた」と発言した。
判決理由で小川裁判長は、意に沿わない記者を攻撃したり取材を拒否したりしたという指摘は「重要な部分が真実」と認定。「DVと評するのが適切といえるかはおくとしても、原告の人身攻撃に及ぶものではなく、違法性を欠く」とした。
元新潟県知事&医師免許&弁護士資格を持つ米山氏にさえ「頭の悪い知事」と罵倒した橋下氏
7人もの自殺者を知事部局で出した橋下知事時代。大阪府幹部職員が爆弾証言「私の同僚は橋下徹府知事に追い込まれて自殺した!」(週刊FRIDAY 2011年10月28日号)
〈(大阪府)健康医療部の知り合いが申しておりましたが、橋下知事は自己愛性人格障害の典型だそうで、気に入られた者は死ぬまで働かされるし、憎まれれば、とことん放逐されるとのことで、そんな人への対処法は、注目を浴びないところでひっそりと生きていくのが一番〉
…
「このような内容の手紙は、これ以外にも何通か来ています。この手紙に象徴されるように、今の府職員の間に閉塞感があることは事実です。『注目を浴びないところでひっそりと生きていくのが一番』という空気は、要するに職員がやる気を失っているということ。橋下知事は掛け声だけは威勢がいいですが、結果は府職員のやる気をなくさせ、閉塞した職場を生み出す。その原因に、橋下徹という人間の『人間性』と『品格』が横たわっていると言わざるを得ません」
…
〈二〇一一年三月八日の大阪府議会総務委員会において、府職員(知事部局)の自殺者が一年間で六人に上ったことが明らかになりました。その直後に、七人目の自殺者が出たのです。それ以前の五年間では年平均一~二人でしたから、橋下府政になってからは異常な増加です〉