2020年05月19日 梅村みずほ議員、有権者の声を「不幸の手紙」扱いでTwitterに晒す
検察庁法改正案について、複数の有権者から届いたメールを「昔流行った不幸の手紙を思い出します」とツイート。批判が起こり、謝罪・撤回、文面削除に至った。
日刊スポーツ
2020年5月17日、検察庁法改正案を巡り、複数の有権者から寄せられる声について梅村みずほ議員は「昔流行った不幸の手紙を思い出します」と、ツイート。大きな批判が起きた。
翌18日に更新したツイッターでは「昨日私が発信いたしましたツイートに関し、多くの方から厳しいご意見を賜りました。『有権者の声を大切にしていない』とのお声にまったくその通りと恥ずかしく思っております」「類似した内容のメールを同じようなタイミングで多数いただいたのは生まれて初めての経験で、何か作為があるものと身勝手な勘違いをしてしまったがために、お忙しい日々の中で時間を割いてご意見をお寄せいただいた皆様のお気持ちを踏みにじるようなことをしてしまったと、大変反省しております。今回の私のツイートによって不快な思いをなさったすべての皆様に心よりお詫び申し上げます」と、謝罪した。
この3年後、国会における入管法改定問題で梅村みずほ議員の発言が波紋を呼び、同議員は日本維新の会から参院法務委員会更迭の処分を受けた。この時も「信念に基づいて発言した」と梅村みずほ議員は謝罪も撤回も拒否。この時期に発行された、2023年5月29日 NEWSポストセブン記事が以下。
https://www.news-postseven.com/archives/20230529_1873564.html?DETAIL
この記事で当時、「不幸の手紙」扱いでメールを晒された大阪在住の30代会社員Aさんは、「改正法案には反対の立場からきちんと議論を積み重ねてほしいという真摯な思いから梅村議員にメールを出しました。それなのに、国会議員が有権者のメールを“不幸の手紙”呼ばわりしてSNSに載せるのですから唖然としたし、侮辱された気持ちになりショックでした」と述べている。
この記事で初めてわかったのは、この女性宛の梅村みずほ議員の謝罪メールの驚くべき内容だ。以下が、Aさんに宛てた謝罪メールの文面。
〈メールでいただいたみなさんのお気持ちのひとつひとつを踏みにじるようなことをしてしまったのだなと、自分に対して大変な思いでいっぱいです〉
〈Aさん(メールでは実名、以下同)に与えてしまった傷をいやすことが難しいかわりにAさんがお忙しいなかで私に教えてくださった大切なことを忘れず日々の仕事に向き合いたい〉
「最初はポエムかと思いました。本当に何が問題かを理解して謝罪しているとは思えませんでした」(Aさん)。 本当に何が問題かを理解して謝罪しているとは思えない。これが3年後の2023年、参院法務委員会でのありえない発言へと繋がっているように思える。