維新の会関係者による不祥事、ずさんな会計処理が続く中、新たに維新の京都府議ら3名も複数年にわたって収支報告書が未提出であると報じられました。（2023年6月7日報道）
3名の中の一人、上倉氏は党府総支部の幹事長。6月6日にはすでに幹事長の辞任届を提出・受理されており、3～6か月の党員資格停止処分のみで終わる模様。
かつて元堺市長竹山氏の収支報告書の誤りに「潔く辞任せよ」と迫っていた松井一郎氏。自身の虚偽記載疑惑に加え、複数議員が、それも複数年に渡る収支報告書未提出だった問題は追及しなくてよいのでしょうか。
参照
2023/5/12 松井一郎氏に政治資金規正法違反（虚偽記載）の疑いが発覚
2023/5/22 茨城維新の会による政党交付金の取り扱いに公職選挙法違反の疑い
2023/5/30 大阪維新の会・橋本府議、収支報告書の未提出が発覚
維新の京都府議ら3人、党員資格停止 収支報告書を期限内に提出せず〈産経新聞 2023/6/7〉
日本維新の会の京都府議2人がそれぞれ関係する政治団体が、複数年にわたって政治資金収支報告書を期限内に京都府選挙管理委員会に提出していなかったことが7日、分かった。これまでに久保田正紀京都市議（43）の収支報告書未提出が判明しており、党府総支部は6日付で計3人を3～6カ月の党員資格停止処分とした。
〈産経新聞 2023/6/7〉
府議2人は、上倉淑敬（かみくら・きよゆき）氏（47）と西條利洋氏（34）。上倉氏は党府総支部の幹事長で、6日に幹事長の辞任届を提出し、受理された。…党府総支部代表の堀場幸子衆院議員は「報告書を期限内に提出するのは当然で、議員に厳しい目が向けられる事態だ。大変重く受け止めており、しっかり指導していきたい」と述べた。
過去には同様の問題を厳しく追求していた松井一郎氏。
維新・松井代表「竹山氏は辞職すべき」不信任決議を再提出へ〈産経新聞 2019/4/15〉
堺市の竹山修身（おさみ）市長の後援会などで政治資金収支報告書に誤りがあった問題で、大阪維新の会代表の松井一郎・大阪市長は15日、記者団の取材に応じ、「潔く違法な政治資金の使い方を認め、出処進退を明らかにしたほうがいい」と述べた。
維新の堺市議団は、竹山氏に対する2度目の不信任決議案を、新議員の任期が始まる5月以降の市議会に提出する予定。
〈産経新聞 2019/4/15〉
