夫婦別姓を選べるなら、旧姓を残したかった。
旧姓のままでOKなら、結婚したい。
そんな人たちの声を受け、今、選択制夫婦別姓の議論が活性化。
野党が共闘すれば実現できる…!!
そんなタイミングで、維新の会が「旧姓の通称使用」法の素案を取りまとめた。
世界中で、夫婦別姓にできないのは日本だけだが
「我々は戸籍制度は変えずに、社会の困り事を直接的に解決する」
そんな「大げさな方法」ではなく「旧姓使用の法定化でも十分に対処できる」と述べた。
通称では解決できない問題が多々あるからこそ、経済界すら求めているのだ。
「社会のお困りごとを解決する」歩みを、止めているのが維新の会、となっている。
維新が「旧姓の通称使用」案 選択的夫婦別姓は「大げさな方法」<朝日新聞2025/4/22>
日本維新の会は22日の法務部会で、旧姓の通称使用を法制化するための法案の素案をまとめた。立憲民主党などが選択的夫婦別姓制度の導入を主張しているのに対し、戸籍制度や同一戸籍・同一氏の原則を維持する立場をとった。実際に法案として国会に提出するかは今後、検討する。
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立憲などが選択的夫婦別姓制度の導入を主張しているのに対し、維新の青柳仁士政調会長は記者団に「我々は戸籍制度は変えずに、社会の困り事を直接的に解決する方向性だ」と説明。「氏(制度)そのものをひっくり返す大げさな方法もあるが、そうではなく、旧姓使用の法定化でも十分に対処できるという判断だ」と話した。今国会での法案提出については「重要案件が目白押しの中、新たな大きなアジェンダを入れるかは国会全体で考えなければいけない。我々が先頭を切って打ち出していく立場にはない」
…国民・玉木氏「ニーズに応える責任がある」
選択的夫婦別姓制度の導入をめぐっては、前回衆院選で制度導入を公約に掲げた国民民主党が、議席増で新人議員が多数となったことを踏まえ、改めて党内で対応を協議している。
同党の玉木雄一郎代表は22日の記者会見で、「結婚前に使っていた姓を結婚後も法的効力を持って使いたいという多くのニーズに政治は応える責任がある」と述べた。一方で「私たちが考えている案は戸籍は残すし、家族としての戸籍のアイデンティティーは残る」とも発言。その上で「いろいろな懸念や願いを踏まえ、現実的な制度をつくりたい」と話した。
