維新の女性市議、元維新の大阪府議の性的暴行の被害届を府警に提出

#パワハラ・セクハラ
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共同通信社2023年10月2日の記事によれば、維新の宮脇希大阪市議(旭区選出)が元維新の大阪府議から性的暴行を受けたとして府警に被害届を提出し、受理された。

笹川理大阪府議は取材に性的暴行を否定。府警は両議員から事情を聴き、事実関係の確認を進めるとみられている。

関係者によると2015年9月、宮脇希市議は大阪市内の事務所兼自宅で笹川理府議に押し倒され、性的暴行を受けたと訴えている。2人は当時、同じ大阪市東淀川区から選出されていた。宮脇市議は現在、同市旭区選出となっている。

この件について維新ペディアでは、笹川氏の処分について維新の対応があまりに甘いことを指摘してきた。

笹川氏のTwitter(現X)に宮脇氏絡みの投稿がある。記事によれば、この時にはもう性的暴行が起きていたことになる。その後も活動を共にせねばならなかった宮脇氏の苦しみを思うと、何とも胸が痛む。

維新の不祥事をまとめてこられた恒久的絶対平和さんが、この事件が取り上げられた後に、両氏関連のツイートをスレッドにしている。

維新ではどのような聞き取りを行ってきたのか、疑問が残る。吉村洋文代表は「議員辞職すべき」と発言はしたが、笹川氏は離党のみで、変わらず府議として活動している。

一方、被害届を出した宮脇氏は文春オンラインによれば、取材にこう回答している。「当時は意に沿わない言動をすれば脅迫的メッセージを送られ、怒鳴られる状態。付きまといやパワハラ被害の渦中、機嫌を取るために送ったメッセージを、笹川氏は許可なく切り取り、都合よく解釈し、無理矢理キスしたことを『単なる笑い話として消化』と事実に反した説明をしている。当時の記録の全てを調査のため維新に提出し、笹川氏には弁護士を通じて真実の公表を求めています。私の件に限らずこのような問題が二度と起きてはなりません」  

4ケ月弱後の被害届の提出に至った経緯も記事に記されている。「除名後も笹川氏は議員辞職せず、府議会で一人会派をつくって活動を続けていますが、宮脇氏に対する性的暴行もあったのではないかと囁かれていました。宮脇氏は弁護士を通じて、改めて謝罪を求めたものの、笹川氏から反省や誠意は感じられなかった。さすがに許しがたいということで、夏頃から被害届の提出を検討していました。複数名の捜査員がすでに動いていると聞いています」(維新関係者)

ところが笹川府議は10月2日23:27にX(旧Twitter)を更新、次のような代理人のコメントを出した(橋下徹氏が代表を務める弁護士法人 橋下総合法律事務所)。

このコメントによれば、「笹川氏の記憶のみに依拠しているわけではなく、客観的事実にも依拠しております」と明確に性的暴行を否定、被害届を出した宮脇市議を「名誉棄損、虚偽告訴などのあらゆる責任追及の方法を検討する」として、報道機関に対しても「新たな紛争の火種とならない様に、内容について最新の注意を払って頂けますよう、よろしくお願い申し上げます」と記している。

しかし以下のFNNプライムオンラインによれば、翌3日の16時半頃、笹川府議は取材に応じ、「記憶がないのだから、事実ではない」と回答。客観的事実に依拠した話はしなかった模様。これからの動きを注視したい。

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