維新の奈良・大森恒太朗斑鳩町議が自治会費数百万使い込みで辞職・逮捕

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毎日新聞のスクープ記事(2023年10月2日)によれば、日本維新の会の大森恒太朗・奈良県斑鳩町議(41)が自治会費を使い込んだとして、同党県総支部に離党届を提出していたことが2日、明らかになったという。

大森氏は同日、離党届を提出したが、同支部は離党届を受理せず、同日付で除名処分とした。大森氏は同日、議員辞職した。

関係者によると、大森氏は所属する自治会で会計を担当。今後実施する地元の祭りの予算に不審な点が見つかり、使い込みが発覚した。大森氏は数百万円を私的に流用した疑いがあるのだという。大森氏は取材に「コメントできない」と話した。

大森氏は2019年に無所属で町議選に出馬し、初当選。23年選は維新の公認を受け、再選を果たした。

追記。10月5日の毎日新聞X(旧Twitter)アカウントが同前町議、自治会費20万を着服した疑いで逮捕の報道。ギャンブルや遊興費に充てたとみられており、現時点で総額800万円の使途が確認できないとのことだ。

追記 2024年5月29日、同元町議に2年4か月の実刑判決。NHK 奈良NEWS WEB の記事より引用する。

自治会の会費など750万円余りを横領した罪に問われた斑鳩町の元町議会議員に対し、奈良地方裁判所は「会計担当の立場を悪用して着服を繰り返した」と指摘して懲役2年4か月の実刑判決を言い渡しました。斑鳩町の元町議会議員、大森恒太朗被告は去年(2023)3月から9月まで、みずからが会計担当を務める町内の自治会の会費など、あわせて750万円余りを着服したとして業務上横領の罪に問われました。これまでの裁判で、大森元町議は起訴された内容を認め、検察は懲役3年6か月を求刑していました。29日の判決で、奈良地方裁判所の岡田卓 裁判官は、「一部弁償されているが、被害総額は750万円余りに上るなど被害結果は大きい」などと指摘しました。そのうえで、「ギャンブルなどでの浪費によって生活に窮する中で、会計担当の立場を悪用して着服を繰り返していて、動機や経緯に くむべき事情はない」として、懲役2年4か月の実刑判決を言い渡しました。

NHK 奈良 NEWS WEB
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