大阪城公園で樹木1,200本を伐採。市民への周知も不十分なままコンビニなど商業施設を建設

#木を切る改革
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2015年度から2017年度にかけて、「クールジャパンパーク大阪」、「ミライザ大阪」、「ジョー・テラス・オオサカ」などの商業施設を建てるために、公園内の樹木約1,200本が伐採された。指定管理者制度(PMO型)のもとで商業化が進む。
市民との話し合いの場も設けられず、木を伐ったあとで詳細を知らせる、“だまし討ち”のようなやり方も横行しているという。
公園は誰もが憩える公共空間であり、ただでさえ緑が少ないといわれる大阪で、都市の緑を一方的に壊してしまう大阪市政、PMO事業はいかがなものか。

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【朝日朝聞デジタル 2019/7/3】大阪城公園、樹木1200本伐採 「商売ありき」批判も

“15~17年度に商業施設の建設に伴い、ケヤキやクス、カイヅカイブキ、イチョウなど計1174本が伐採されていた。公園の早春の風物詩となっている梅林の本数に匹敵する。公園の維持管理を理由とする植樹はゼロだった。”(本文より引用)

朝日新聞デジタル
大阪城公園、樹木1200本伐採 「商売ありき」批判も:朝日新聞デジタル  大阪城公園(大阪市)で、公園運営を民間企業が担うようになった2015年度以降、約1200本の樹木が伐採されていたことがわかった。無料の遊具エリアがあるのに、す...

https://digital.asahi.com/articles/ASM6S5HZ9M6SPLBJ00H.html

【大阪城公園よろず相談ブログ 2018/3/30】公園がにぎわって何が悪いの?

“これまでのジョーテラス大阪、森之宮駅側の噴水周辺の商業施設もそうですが、これらは何の予告もなく公園の一角が鉄板で覆われ、木を切り、土を掘り返したのちに、その詳細が公表されます。水面下で計画を温め、もう元に戻せないようなところまで手を入れてから市民に知らせるというだまし討ちのようなことがされています。”(ブログ本文より引用)

大阪城公園よろず相談
2018年3月24日(日)寄り合い──「公園がにぎわって何が悪いの?」 - 大阪城公園よろず相談 今回は、寄り合いの午前中から、4月1日の「お花見有料化粉砕デモ」で用いる旗作りをしました。 遠くから見てもわかるように、漢字を独特の形に崩します。崩し方に決まりが...

【Hirao School of Management Review 第9巻 2019/3/31】大規模な都市公園の商業化問題について:大阪城公園を例に(谷口るり子)

“大阪城公園の開発を行う際に、個々の市民の声を全く聞かずに進めて行くシステムに現在はなっており、実際、大阪市も指定管理事業者も市民と話し合う場を設けていない。”(本文より引用)

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