原則万博の建設工事は、設計から撤去費用まで「コミコミ」で受託されている。
つまり、大屋根リングも撤去費用まで、大林・竹中・清水Gがそれぞれ負担する契約になっている。
しかし、万博協会がレガシーとして200m(大林組G担当)残す検討を始めたと報道された数日後
吉村知事が、南側600m(清水建設G)を残す提案をしたとの報道が。
南側は海側のため、地下60mまで支持杭が打たれており、撤去費用が巨費となる。
壮大な無駄になることから、当初から不安視されていた。
夢洲は「大阪市が土地所有責任者」として、IR用地の土地改良費だけで約800億円の負担が予定されている。
万博跡地も同様に、土地改良費800億円を想定したシミュレーションがされている中、
さらに民間が負担するはずの支持杭の撤去まで、大阪市負担になるのではないか。
民間ができることは民間へ…とは逆の
民間が負担すべきものを、公共が負担することになり、実質的に清水建設Gへの利益供与といえるだろう。
目次
万博リング「600メートル保存」提案、大阪知事 6月までに結論<朝日新聞2025/5/2>

会合後、吉村氏は記者団に、来場者のアンケートでリングについて「とても満足」「やや満足」との回答が8割を超えたことを紹介し、南側の600メートルの保存を提案したと明らかにした。この区域は市が約10年後に埋め立ての上、開発工事を想定していることから、保存は10年間に限る措置とした。
朝日新聞


万博リング「600メートル保存」提案、大阪知事 6月までに結論:朝日新聞
大阪・関西万博のシンボルである木造建築「大屋根リング」の一部保存をめぐり、大阪府の吉村洋文知事は2日、新たに万博会場南側の水面に面した600メートルの部分を保存す...
吉村氏提案の残す部分は、清水・東急・村本・青木あすなろ共同企業体が、撤去費用も負担する予定だったが…<博覧会協会WEB>
(北東工区)大林組・大鉄工業・TSUCHIYA共同企業体・株式会社安井建築設計事務所
(南東工区)清水・東急・村本・青木あすなろ共同企業体

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大屋根リング | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト
2025年の万博、日本、大阪・関西で開催!テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。