守島正衆院議員らが離党。維新は受理せず、除名処分に

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日本維新の会 守島正衆院議員ら3人が2025年9月8日、離党届を提出した。離党届は受理されず、吉村洋文代表は「撤回してもらいたい」と述べ、翻意を促した。「大阪都構想」実現に向けて中心メンバーの1人として活動してきた守島氏の離党に党内では困惑が広がっている。

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守島正衆院議員らが離党届を提出

日本維新の会の守島正衆院議員(大阪2区)ら3人が8日、離党届を提出した。これを受け、吉村洋文代表は同日、「撤回してもらいたい」と述べ、今後1週間程度は受理せず、翻意を促す考えを示した。守島氏は、看板政策「大阪都構想」の実現に向けて中心メンバーの1人として活動してきただけに、党内では困惑が広がっている。

 守島氏は会見で離党の理由について、参院選後に発足した国会議員団の新執行部の方向性と自身の考えに隔たりが生じたためだと説明。一方で「大阪維新の改革の方向性は間違っていない」とも述べ、「大阪の改革のためになることであれば応援したい」と語った。

 これに対して吉村氏は大阪府庁で記者団に「思うところがあったとしても中でも変えていくことができる」と反論。「応援しますということなら、より離党というのは筋が違う」と、撤回を求めた。

 守島氏は、2011年に大阪市議に初当選。橋下徹代表(当時)のもと、維新が誕生した後に議員となった「橋下チルドレン」の1人で、同市議出身の吉村氏とも当選同期にあたる。

 地域政党・大阪維新の会の政調会長も務めるなど、都構想の実現に向けた中心メンバーとして活動。維新が参院選で公約の柱として掲げた「副首都構想」を法案化するための作業部会のメンバーにも選ばれていた。大阪維新の議員は「考えがあってのことなのだろうが残念だ」と語った。

朝日新聞2025年9月8日配信記事より

維新は守島議員らを除名処分に

日本維新の会は17日の常任役員会で、離党届を提出していた守島正氏(大阪2区)ら衆院議員3人を除名した。他の党所属国会議員にも離党を呼び掛けていたことなどを挙げ、「党の名誉を傷つけ、規律を乱す行為」があったとしている。

除名されたのは守島氏に加え、阿部弘樹氏(比例代表九州ブロック)と斉木武志氏(同北陸信越ブロック)。3人は8日に離党届を提出し、藤田文武共同代表(国会議員団代表)ら新執行部の党運営を記者会見で批判していた。

2025年09月17日 時事ドットコム配信記事

守島氏ら3議員は新会派結成

無所属議員による衆院会派「有志の会」(4人)と、日本維新の会に離党届を提出し除名処分を受けた斉木武志氏ら3衆院議員で構成する会派「改革の会」は6日、衆院事務局に新会派「有志・改革の会」の結成を届け出た。新たな会派別勢力は次の通り。

 自民党・無所属の会196▽立憲民主党・無所属148▽日本維新の会35▽国民民主党・無所属クラブ27▽公明党24▽れいわ新選組9▽共産党8▽有志・改革の会7▽参政党3▽日本保守党2▽無所属6

毎日新聞2025年10月6日配信記事

日本維新の会の林佑美衆院議員は10日夜、朝日新聞の取材に中司宏・党幹事長あてに離党届を提出したと明らかにした。所属する和歌山県総支部の組織運営に問題があることなどを理由としている。

 林氏によると、9月下旬に中司幹事長に離党届を手渡そうとしたが受け取らなかったため、郵送した。中司氏からは除名処分になる可能性などを示唆されたというが、党の結論について連絡はないとしている。

 林氏は離党を決めた理由について「県総支部のあり方について改善を求めてきたが、受け入れられなかったため」とし、今後の対応について「党の結論が出た段階で考えたい」と話した。

 林氏は2023年、衆院和歌山1区補選に維新公認で立候補し初当選。昨年10月の衆院選では、自民の山本大地氏に124票差で敗れたが、比例区で復活当選した。

朝日新聞 2025年10月10日配信記事

離党ドミノは更に続くのか ハラスメント問題への取り組みも問われる維新

この件について守島氏がX(旧Twitter)に投稿している。

林ゆみ議員も維新離党とのこと。 古巣に対して忠告するのは偲びないが、維新は真摯にハラスメント対策に向き合わないとこの流れは止まらないと思う。 私は民間にも所属し様々な付き合いもあるが、今時 巻き舌の関西弁で怒声が飛ぶような組織など維新以外にはあまり見ない。 維新の会が今でも好きだからこそ、当たり前にできる体質改善をして、党勢の維持.拡大に努めてほしいと思います。 維新の林佑美衆院議員が離党届提出「県総支部の組織運営に問題」 https://asahi.com/sp/articles/ASTBB471STBBPXLB00LM.html

「今時 巻き舌の関西弁で怒声が飛ぶような組織など維新以外にはあまり見ない」とある。
維新ペディアのハラスメント記事は多いが、こちらの記事を引用したい。

維新の会によるハラスメント調査は「自己申告」の「非公開」。これで本当に申告されるのか、対応は大丈夫なのか、その判断は適切かどう判断するのか。さまざまな課題がある。

「古い政治を打ち破る」と「新しさ」をずっと言ってきた維新。実は古い体質であることを中心メンバーからの指摘された訳だが、維新はどう対応するのだろうか。

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