大阪維新の会、杉江友介幹事長が貝塚市の酒井了市長のほか、所属議員らあわせて4人を処分したと発表しました。報酬カット未実施、ハラスメント行為などがその処分理由です。
ABCニュース 2025年8月25日配信記事より引用する。
大阪維新の会の幹事長、杉江友介大阪府議会議員が25日午後1時から囲み取材に応じ、貝塚市の酒井了市長のほか、所属する議員らあわせて4人を処分したと発表しました。 処分を受けたのは以下の4人です。
①酒井 了 貝塚市長 選挙公約の「身を切る改革」を未実施。除名処分
②稲森 洋樹 八尾市議 ハラスメント行為を1件認定。離党勧告処分
③松本 剛 八尾元市議 ハラスメント行為を4件認定。除名処分 ※すでに市議辞職済み
④寺脇 直子 豊能町議会議員 選挙公約の「身を切る改革」を未実施。除名処分
杉江幹事長によりますと、酒井貝塚市長は報酬の2割カットを公約に掲げ当選しましたが、その後の議会で報酬カットのための条例改正案が否決されました。
党では、条例による報酬カットが実現できない場合、カット相当分を被災地などへ寄付することが決められていますが、酒井市長は任期中の3年半、寄付しなかったということです。
八尾市の稲森市議と松本元市議をめぐっては、党が常設する、弁護士ら第三者で構成される相談窓口がハラスメント行為をそれぞれ認定。稲森市議は1件、松本市議は4件のハラスメント行為が認められたということです。
ハラスメント該当行為の詳細について杉江幹事長は、「差し控える」としています。
また、両氏は今年1月、能登半島地震の被災地への寄付金を届けるため石川県知事に面会する直前、飲酒していたとして党から口頭による厳重注意を受けていました。
寺脇町議は、4年前、選挙の公約に報酬の2割カットを掲げて再選したものの、ほとんど寄付がされていなかったことが確認されたということです。
