斎藤氏の兵庫県知事選の再選を受け、大阪府知事であり、日本維新の会代表である吉村氏は
県政混乱の再発防止策を講じる案として、
「兵庫県議会の自主解散に向けて動く」
「職員の政治活動を制限する条例」を提案。
ネットでは、さまざまな批判の声が上がっている。
・これほど傲慢な「要求」があるやろか。
・すげー有耶無耶にしたがっているな。さすが維新。なぜこれから百条委員会が佳境という段階でいきなり議会解散なのだ。
・なぜ、大阪府知事が兵庫県民が選んだ兵庫県議会の解散を要求できるのか
・兵庫県と無関係の維新吉村が首を突っ込んできたのは、 ①齋藤元彦が公選法違反疑惑で相当まずいから ②百条委員会で齋藤と維新にとって都合の悪い情報が次々と出てきているから
なお、当初吉村氏は、百条委員会の設置に反対していた。
これまでの疑惑がデマというならば議会を解散せず、百条委員会で粛々と証明すればよいことだ。
斎藤知事再選「自主解散も検討を」 吉村氏が兵庫県議会巡り言及 兵庫維新が会合、片山氏は代表辞任へ<神戸新聞2024/11/24>
吉村氏によると、会議では維新県議団の今後の対応について二つの選択肢を提示。県民の審判を仰ぐために県議会の自主解散に向けて動くか、もしくは職員の政治活動を制限する条例や知事らのパワハラを防止する条例の制定など、県政混乱の再発防止策を講じる案を促したという。
吉村氏は「議会がこのまま何もなかったように終わらせるのは筋が通らない」と指摘。
維新・吉村氏、兵庫県議会の自主解散要求 否定的な声相次ぐ<毎日新聞2024/11/24>
吉村氏は、議会の自主解散を提案した理由を「議会が不信任とした知事を県民が信任した。県民から見れば議会に対する不信任と同じではないか」と説明。また、各種条例の制定については「二元代表制なので、県政混乱の責任は議会にもある」とし、二度と同じことが起きない仕組み作りを提案したという。
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2023年の県議選には約16億円の経費がかかっており、維新県議団幹部は「現時点では吉村さんの真意を測りかねている。選挙にはお金がかかる。会派内で話し合うが、自主解散は無理かなあというのが感想だ」と戸惑いを見せた。他会派からも否定的な声が相次いだ。ある自民県議は「知事選期間中のSNSでの誹謗(ひぼう)中傷を解明し、公職選挙法の改正を国に求める決議をまとめなければならない。自主解散などとんでもない」と反発し、公明県議団幹部も「新年度予算案の審議に影響し、県政の停滞を招くだけだ」。ひょうご県民連合幹部は「百条委(調査特別委員会)で疑惑の真偽を確かめる必要がある」と強調した。