日本維新の会の元衆院議員が、納入していない新型コロナ対応の納品書で補助金を申請。
不正に1億6千万円の補助金を受け取っていた。
今村氏は「虚偽の納品書は業者が意図的に作成した」「チェック体制に不備があった」「公金に対数る考え方が甘かった」と釈明している。
今村氏の指示なく「意図的に水増し」した業者に、何かメリットがあるのだろうか?
1.6億円の装置の納入がされていないことに気が付かない、などあり得るのだろうか?
今村洋史・元衆院議員の病院、新型コロナ診療体制の補助金1・6億円を不当申請…「考え甘かった」
検査院や関係者によると、今村洋史・元衆院議員(62)が院長を務める「いまむら病院」(愛知県一宮市)は2020~22年度、病室外にウイルスが漏れないようにする「簡易陰圧装置」を整備し、病院内の消毒を業者に委託したなどとして、国の交付金を原資とする同県の補助金を受け取った。
だが、実際には同装置は納入されておらず、検査院は「虚偽の納品書を県に提出していた」と認定。消毒についても「業者への支払額を水増ししていた」とした。検査院は国の交付金1億6000万円を不当な支出だったと結論付けた。今村氏は12年衆院選で日本維新の会から出馬して当選し、1期務めた。6日、東京都内で記者会見した今村氏は「虚偽の納品書は業者が意図的に作成し、納入されていない機器もあった」と釈明。その上で「チェック体制に不備があった。公金に対する考え方が甘く、申し訳ない」と述べ、返還する意向を明かした。
名古屋地検特捜部が今村元衆院議員が運営法人理事長と院長を務める病院を家宅捜索
2025年10月31日 共同通信によれば、名古屋地検特捜部が詐欺の疑いで、今村洋史元衆院議員(63)が運営法人理事長と院長を務める愛知県一宮市の「いまむら病院」を家宅捜索した。
新型コロナウイルス対策の補助金を虚偽申請した疑いがあるとして、名古屋地検特捜部が詐欺の疑いで、今村洋史元衆院議員(63)が運営法人理事長と院長を務める愛知県一宮市の「いまむら病院」を家宅捜索したことが31日、関係者への取材で分かった。特捜部は押収した資料を分析し、実態解明を進めるとみられる。 愛知県によると、病院側は2020~23年度、国の交付金を原資とする補助金を申請した。昨年11月、会計検査院が約1億6千万円の過大受給を指摘。県は調査の結果、少なくとも約4億5千万円の不正受給があったと認定し、関連補助金の全額約17億6千万円の返還を求めた。 県によると、病院側は医療機器の納品書を偽造したり、消毒費用を水増ししたりしていた。領収書日付や通帳写しの改ざんも見つかったという。 今村氏は医師で、12年に日本維新の会から立候補し初当選、1期務めた。15年に自民党へ入党。旧安倍派に所属したが、昨年衆院選は派閥裏金事件を受けて公認を得られず、出馬を断念した。
2025年10月31日 共同通信配信記事

