松井元市長、「恣意的偏向報道」と毎日新聞にいちゃもんをつけるも、過去に市長として「万博の成功のためには、来場者に対する円滑な交通アクセスの確保が不可欠」とコメントを出していました。

#大阪・関西万博
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11月27日参議院予算委員会での立憲民主党・辻元清美議員の国会答弁を受けて「万博の全体像」として経費総額を示すことになった日本政府。2025年万博の会場建設費が2350億円へと500億円増となり、別途日本館にかかる経費、警備費、発展途上国支援費、機運情勢費等約837億円かかることが判明したというニュースが全国を駆け巡りました。地元大阪では、インフラ整備費等別途万博関連として会場建設費には含まれないところで税金が投入されている事業が複数あること全く知られていないわけではありませんでしたが、それらの総額は正式に公表はされていません。
そんな中、毎日新聞が淀川左岸線2期にかかる費用について記事にした、そこに松井元市長が噛みつきましたが、的外れであり不毛です。
松井一郎氏が、毎日新聞・MBSへと批判の矛先が向くように印象操作を試みるのはこれが初めてではありません。

松井一郎元大阪市長

松井氏が投稿に引用した記事

政府は近く示す2025年大阪・関西万博の費用の全体像に、関連インフラ整備費として、会場となる人工島・夢洲と市街地を結ぶシャトルバスのルートとなる阪神高速「淀川左岸線」2期整備事業の約2900億円(国費負担約1600億円)を含める検討に入った。政府は別に会場建設費などで計1620億円の国費負担があると表明しており、国費負担の大きさに批判が出る可能性がある。

淀川左岸線(2期)の国庫補助採択の決定について

2020年3月31日

淀川左岸線(2期)は、令和2年3月27日に成立した令和2年度政府予算において、国庫補助採択が決定し、令和2年3月31日に国の内示を受けましたので、市長コメントを掲載します。

大阪市:淀川左岸線(2期)の国庫補助採択の決定について (…>都市計画道路>主要事業) (osaka.lg.jp)

2023/11/27 参議院 予算委員会

辻元氏 万博総経費、一体いくらなのか、まとめて出してくださいよ、私が試算しただけでもごちゃごちゃ。全部出してください。どうですか。

 首相 万博の準備に向けての国民の皆さんの理解を得るためにも、いま現在把握しているさまざまな経費について、できるだけ透明性を持って説明することは重要だと思います。できるだけわかりやすく、全体像を示せるよう努力をいたします

万博巡る国費負担、会場建設費とは別に837億円 参院予算委 | 毎日新聞 (mainichi.jp)

2023/11/29 参議院 予算委員会

自見大臣「経費含め万博の全体像を示す」 “全体像”ってどこまで?「どこまでお示しすれば全体像になるのか精査」と経産省幹部 総理は「さらなる増額を認めることはない」と強調

自見英子万博担当大臣「透明性をもって、経費を含め、万博の全体像を国民に示していくことが重要」
政府は“全体像”を速やかに示す考えですが、運営には会場建設費以外にも水道や電気などの「間接費」がかかります。一体、どこまでが“全体像”なのか…
政府関係者「どこまで(費用が)かかるのかわからない」
日本国際博覧会協会幹部「今、経産省を中心に“全体像”ってどこまでなんだろうと議論している」
経産省幹部「 “全体像”をどこまでお示しすれば“全体像”になるのかを精査しているところだ」
政府内でも、万博全体でどれくらいかかるのか不透明な状況だといいます。

目次

都構想選挙後の2020/11/13に費用負担増が公表された疑惑

さらにもうひとつ、とんでもない費用増を生み出すことになるのが確実なのが、万博やIRへのアクセスルートとして大阪市が整備している高速道路「淀川左岸線」2期工事だ。
 
「淀川左岸線」2期工事をめぐっては、2020年に松井市長が菅義偉官房長官(当時)と面会。万博会場への交通アクセスを向上させるため、淀川左岸線2期工事を前倒し、早期整備を図るために必要な財政支援を要望した。

しかし、この工事はその後、とんでもない展開を見せる。「淀川左岸線」2期工事は当初、総事業費を1162億円としていたのだが、2020年11月になって大阪市が土壌汚染対策などが必要になったとして、最大700億円増の1800億円超に上る見通しであることが明らかになったのだ。

 ちなみに、この際、松井市長が党利党略のため費用増を隠蔽したのではないかという疑惑も持ち上がった。というのも、松井市長は2020年7月には費用増が見込まれることを市の担当者から報告を受け、同年9月には国交省にも報告されていたのに、この事実を市が公表したのは11月。大阪「都構想」住民投票を実施した後のことだった。ようするに、松井市長は住民投票が不利にならないよう、さらなる負担増となるこの情報の発表を意図的に遅らせた可能性がある、ということだ。

 しかし、「淀川左岸線」2期工事の費用増はこれで終わらなかった。2022年には地盤異常に対応するため工法の変更が必要となり、1000億円近い追加費用がかかることが明らかに。同時に、完成時期が予定より最大6年遅れることが判明。万博に間に合わなくなったため、本線とは別に万博へのシャトルバス専用の仮設道路が暫定的に必要となり、その工事費としてさらに50億円がかかることになった。

万博へのアクセスルート「淀川左岸線」工事費用も激増 しかも万博に間に合わずさらに追加費用が…|LITERA/リテラ (lite-ra.com)
EMILさん
#大阪・関西万博

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