枚方市長・伏見たかし氏の公職選挙法違反で枚方市民が告発状を提出。警察の捜査になるか。

#違反・脱法行為
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大阪維新の会所属の枚方市長・伏見たかし氏が3期目の当選を果たした後の「伏見たかし祝勝会」に出席、「心からありがとう」と出席者にお礼を述べたということです。これは選挙後の挨拶行為を禁じる公職選挙法違反の可能性があり、伏見氏本人も事実を認めているとの報道があったのが10月1日。
とうとう、枚方市民からの告発状が提出されたとの報道がありました。

10月2日、横山市長は伏見氏を口頭注意処分にしたとし、吉村知事は「党として詳しい経緯を調査する方針を明らかにした」そうですが、口頭注意だけでいいのでしょうか。
またその後、調査は進んでいるのでしょうか?

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維新・枚方市長に公選法違反疑いで告発状 「祝勝会」出席<毎日新聞2023/11/30>

市長選後に「祝勝会」の横断幕が掲げられた集会に出席した問題で、約70人の地元住民らが30日、この集会は公職選挙法が開催を禁じる当選祝賀会に当たるとして、同法違反の疑いで大阪府警枚方署に告発状を提出した。府警は受理して捜査するかどうか検討するとみられる。

公職選挙法は選挙後に有権者へのあいさつを目的とした当選祝賀会の開催を禁じている。 伏見氏は市議会などで道義的な責任を認めて謝罪する一方、「選対本部の解散式という認識で行き、投票へのお礼は述べていない」として違法性を否定している。

https://mainichi.jp/articles/20231130/k00/00m/010/114000c

「祝勝会」問題で枚方市長謝罪 維新・吉村代表「公選法違反の恐れ」<毎日新聞2023/10/2>

吉村氏は伏見氏の行動について「誤解を招くような行為はあってはならないと思うし、慎重であるべきだ」と指摘。選挙後の当選祝賀会の開催を禁じた公選法に違反する恐れに言及したうえで、党として詳しい経緯を調査する方針を明らかにした。

  横山英幸幹事長(大阪市長)も記者団の取材に応じ、伏見氏を口頭注意処分にしたことを明らかにし、「横断幕があれば、ちょっと外してくださいと言わなければいけない。緊張感や意識をもっと高く持っていくべきだ」と述べた。

https://mainichi.jp/articles/20231002/k00/00m/040/347000c

起訴猶予で不起訴に

2024年8月20日の産経新聞から引用する

地域政党「大阪維新の会」に所属する大阪府枚方市の伏見隆市長(56)が昨年9月に3選を果たした市長選後、「祝勝会」の横断幕が掲げられた集会に参加したことは、選挙後の当選祝賀会開催を禁じた公選法に違反しているとして、会合の主催者を氏名不詳で元市議が告発した問題で、大阪地検が不起訴処分(起訴猶予)としていたことが20日、分かった。7月22日付。 元市議の手塚隆寛氏(77)によると、告発は昨年12月28日付で大阪府警枚方署に受理された。告発状などによると、会合は昨年9月3日に投開票された市長選後の同月15日に市内の飲食店で開かれ、選挙対策スタッフのほか、維新の府議や市議らが参加。「伏見たかし祝勝会」「心からありがとう!」などと書かれた横断幕が掲げられた。 伏見氏はその場で出席者に礼を述べた。会費6千円は伏見氏を含む出席者がそれぞれ負担したという。 手塚氏は「不起訴処分の理由として『嫌疑なし』でも『嫌疑不十分』でもなかったことは公選法に違反する疑いが強いと地検が判断したと考えている」とコメントした。 伏見氏はこれまでに「選対スタッフの解散式という認識だった。市民に疑いを持たれる行為は慎む」などと陳謝している。 公選法は選挙の当落にかかわらず、選挙後に当選祝賀会など集会であいさつをする行為を禁じている。

2024年8月20日 産経新聞

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