NHK 関西NEWS WEB 2023年10月13日記事によれば、日本維新の会の池下卓衆議院議員の後援会が、一昨年(2021年)、7つの政治団体から受けたあわせて43万円の寄付を政治資金収支報告書に記載していなかったことがわかった。
衆議院大阪10区選出で日本維新の会の池下卓議員事務所によると、池下氏の後援会は、一昨年の2021年9月23日から10月20日にかけて7つの政治団体から受けたあわせて43万円の寄付を、政治資金収支報告書に記載していなかったという。池下氏の事務所は、「事務的なミスだった」と話している。
しかし日本維新の会共同代表・吉村洋文氏は2019年、以下のようにツイートしていた。
吉村氏が「不記載は故意でなくても犯罪」だと断言しているので、どのように党内で処分が決まるのか注目しておきたい。
さて、池下氏の不祥事はこれが初めてではない。2012年、大阪府議会初当選した池下氏は本革のいす、机などの購入費計20万円の9割を政務活動費から支出し、購入していた。
これは2022年1月に発覚した。政治規制法違反の疑い。父親から事務所の無償提供を受けたのに、政治資金収支報告書に記載していなかったことがわかった。
そしてこれは2023年9月。維新市議2人を無届けのまま公設秘書に兼職採用していたことがわかった。届け出することに気づかなかったミスだと主張しているが、届け出時に見落とさない程度に繰り返し書類に明記されていることを現職の国会議員が指摘している。
さて、ここでも吉村洋文氏は、他の政党にも兼職がいたことで居直り、以下のようなツイートをしていた。形勢が不利とみると、他の政党の揶揄に走るという悪しきパターンを繰り返しているが、無届けでの兼職は維新だけであったことを記しておきたい。