他党の「野合」を批判してきた維新の会、単独過半数を得たとたん「公明党との協力解消」表明の二枚舌

#選挙・公約
  • URLをコピーしました!

これまで他党同士の選挙協力を「野合」と激しく批判してきた維新の会
ところが実際には、公明党に選挙区を譲る見返りに、大阪都構想への協力のほか、多くの維新の会が提案する議案に丸呑みで賛成させるなど、両党は協力体制を敷いていました

そんな中、2023年の統一地方選で大阪府議会・大阪市議会ともに単独過半数を獲得した大阪維新の会が公明党との関係を解消する、という報道が。

それってつまり…これまで維新の会も「野合」していたのを認める、ということですよね…?

目次

維新、関西6小選挙区に擁立方針 公明「秘策」使いにくくなり焦り〈毎日新聞2023/6/26〉


維新は25日、「自民党、公明党に正面から立ち向かっていく」(吉村洋文共同代表)として、公明現職がいる大阪3、5、6、16区と兵庫2、8区の計6選挙区に維新候補の擁立を発表。公明にとって現有9小選挙区のうち6選挙区が集中する関西は「常勝関西」の異名を持つ最重要拠点で、敗戦は死活にかかわる。

 それだけに公明内では、維新が東京で擁立する小選挙区候補を水面下で支援する代わりに関西6小選挙区の一部には擁立しないよう求める秘策が取り沙汰されてきた。多少の議席減は覚悟した上で、減少幅を抑えようというものだ。

 維新の素早い擁立発表には、こうした公明との選挙協力観測を打ち消す狙いもありそうだ。維新の馬場伸幸代表はかねて「選挙協力をすれば、おのずとお互い体力が低下していく」と強調。公明との水面下での協議についても「一切アプローチはない」と否定してきた。維新関係者は「公明はあっちに行ったり、こっちに来たり、ふらふらしている。自公が選挙協力でグズグズしているこのタイミングで発表すれば、維新の潔さが際立つ」と語った。

 維新の勢いは特に大阪で圧倒的で、2021年衆院選では全19小選挙区のうち15小選挙区で勝利。残る4選挙区が「大阪都構想」で協力を得る見返りに擁立を見送った公明現職がいる選挙区だった。

https://mainichi.jp/articles/20230626/k00/00m/010/197000c
毎日新聞
維新、関西6小選挙区に擁立方針 公明「秘策」使いにくくなり焦り | 毎日新聞  日本維新の会が次期衆院選で公明党現職がいる関西6小選挙区にも候補者を擁立すると発表したことに、公明党が動揺している。4月の統一地方選の勝利で勢いに乗る維新との正...

直前の市長選挙。自主投票なのに、えらくきれいに公明票は分かれています。

毎日新聞
維新、関西6小選挙区に擁立方針 公明「秘策」使いにくくなり焦り | 毎日新聞  日本維新の会が次期衆院選で公明党現職がいる関西6小選挙区にも候補者を擁立すると発表したことに、公明党が動揺している。4月の統一地方選の勝利で勢いに乗る維新との正...
#選挙・公約

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてくださいませ。
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次