吉本興業は2017年11月、大阪市と包括連携協定を結んでいます。また、下記にまとめられた2016年以降の内容だけでも、計50億円以上の事業に吉本興業が関わっていることが分かります。
万博のアンバサダー、万博記念公園指定管理者、西成のイメージアップ事業や魅力発信事業、水都大阪フェス、御堂筋オータムパーティ、大阪城公園では「サクヤルミナ」(イルミ電飾)やクールジャパン大阪劇場、大阪城の集客イベント企画運営、大阪文化芸術祭の企画運営、大阪マラソン企画運営、さらには介護職・介護業務の魅力発信事業まで…。主に維新が推すさまざまな事業を、次々と吉本興業が受託しています。
吉本興業にとって、維新が首長である大阪府・市はまさに「お得意さん」なのです。
一方、テレビをつければ、よしもと芸人が吉村知事をはじめとする維新の会関係者をもてはやす姿が連日のように流れてきます。あたかも「維新の会が吉本興業に仕事を回す見返りにメディアでのイメージアップに協力する」という強固な互助体制ができ上がっているように見えます。
果たしてこれが、健全な行政のあり方として好ましい状態だと言えるでしょうか…?
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