維新の埼玉県議が「居住実態3ケ月以上」が認められず当選無効決定

#違反・脱法行為
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毎日新聞2023年7月13日の記事によれば、埼玉県選挙管理委員会は13日、4月9日に投開票された県議選南1区(草加市、定数3)で初当選した日本維新の会の中村美香氏の当選を無効にすると決定した。

県内の同一市町村で3ケ月以上の居住実態が認められず、公選法が定める立候補の要件を満たさなかったと判断したため。中村氏の議席は維新にとって初めての県議会の議席だった。 

埼玉新聞2023年7月15日の記事を引用する。埼玉県選挙管理委員会の決定書では、中村氏の生活の本拠が、昨年(2022年)12月26日から1月31日までの37日間は三郷市内に、2月1日から選挙期日の4月9日までの68日間は草加市内にあったとし、県内の同じ市町村に3ケ月以上続けて住んでいなければならないとする規定を満たしていないと結論づけた。

中村氏の主張では、実母および妹と居住していた東京都内から、昨年(2022年)10月2日に実父とその妻が住む三郷市内に生活の本拠を移した後、新たな居住先が決まったことから、12月26日に同市内の別の住宅に転居。実父の家に居住実態があったかどうかが争点だったが、県選管の担当者は「電気・水道・ガスの使用量や銀行口座の出金記録などから総合的に判断した」と当選無効に至った経緯を説明した。

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