韓国の戒厳令に世界中が注視しているさなか、馬場氏に注目が集まった。
日本で起こる可能性はないのに、可能性があると言ったり、
緊急事態条項がないから起こりえないのに、整備すべきだと言ったり、
政府の権限を強化する緊急事態条項を「権力の暴走を止める装置」だと言う。
有権者をミスリードする、まさに真逆の説明だ。
馬場氏の投稿はこうだ。
「これ日本でやったら大変なことになるでしょうけど一体何が起こっているのか?わかりませんね。
ただ韓国で起こることは日本でも起きる可能性があるということを自覚しないといけません。
憲法改正で緊急事態条項を整備すべきです。」
自民党の憲法改正案の「緊急事態条項」は、韓国の戒厳令のようなものだが、
まだ改正されていないので、「日本で起こる可能性」はない。
逆に、「憲法改正で緊急事態条項を整備」されると
韓国のように実質、戒厳令を出すことができるようになってしまうのだ。
韓国のように戒厳令を出さないようにするには、緊急事態条項を憲法に入れてはだめなのだ。
続けて馬場氏はこうも投稿している。
「緊急事態条項という単語を出せばパニックになる方が多いですが権力の暴走を止める装置であると理解して下さい。」
大規模な災害や戦争、テロなどの緊急事態が発生した際に、政府の権限を強化するもの。
権力の暴走を加速することはあっても、止めるものではありません。
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