私たち市民の暮らしは、政治次第です。
議員になることは「社会・くらしを良くするための手段の一つ」と言えるでしょう。
しかし日本維新の会・馬場伸幸代表は
「私自身も1年365日24時間、寝ているときとお風呂に入っているとき以外、常に選挙を考えて政治活動をしている。それを受け入れて実行できる女性はかなり少ない」と述べました。
つまり「選挙に勝てるかどうかが判断基準」とし政治活動している、という意味です。
「選挙に勝てる政策」=「社会をよくする」とは限らないため、
「市民が良さそうと感じればそれでOK」になりがちなのです。
「無駄を省く」と言っても、本当に無駄かどうかは当事者以外わかりにくい、など
維新の会の議員募集広告にも、「地方議員というキャリアを転職の選択肢に」
とあり、「社会をよくするために議員になる」のではなく、就職口の一つだという考えが表れています。
また「女性に政治家は務まらない」「家庭を守るのは女性の仕事」といった女性蔑視的な考えも透けて見える馬場氏の同発言は、各方面からの批判を集めています。
「24時間選挙のことを考え、実行できる女性少ない」 維新・馬場氏〈朝日新聞2023/3/28〉
日本維新の会・馬場伸幸代表(発言録)
…女性の優先枠を設けることは、国政でも地方議会でも我が党としては全く考えていない。
衆院選でも、選挙区でたった1人が当選するという厳しい選挙の中では、私自身も1年365日24時間、寝ているときとお風呂に入っているとき以外、常に選挙を考えて政治活動をしている。それを受け入れて実行できる女性はかなり少ないと思う。…
https://www.asahi.com/articles/ASR3X6X62R3XUTFK01P.html
「転職サイト」と見間違う、日本維新の会の議員募集ページ
確かに議員になれば、議員が職業となります。
ですが、就職活動の選択肢の一つが議員?
お金さえあれば立候補できる=「フランチャイズ方式」とネットで言われてしまう由来かもしれない。