馬場氏の秘書は1年以上、本格復帰しないまま満額の給与をもらっていることが明らかになった。
「国会議員会館付きの公設秘書は議員会館に出なければ仕事にならず、テレワークをしている公設秘書なんて聞いたことがありません。まわりは皆、おかしいと思っていますが、A氏はベテランの大物秘書であり、誰も表立って言えないのです」
※普通の民間企業であれば、病欠であれば有休を使うか、給与削減が一般的。
日本維新の会・馬場伸幸代表 政策秘書が半年近く休んで「年収1000万円超」満額受給中<SmartFLASH2023/12/20>
そもそも公設秘書は、休んでいても国から給料が支払われる身分である。
その一端が、日本維新の会の代表、馬場伸幸衆議院議員(58)の政策担当秘書・A氏について見て取れる。維新の会の関係者がこう明かす。
「A氏は国会議員会館付きですが、2023年1月から姿を見かけなくなりました。その後、体調を崩して休んでいると聞きましたが、結局、半年近く休んだようです。7月以降も、週に何日か議員会館に出てくるだけで、現在も本格復帰しておらず、すでに1年が過ぎようとしています」
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馬場代表にA氏の処遇について聞くと、以下のとおり回答した。「Aは2012年12月に就任しました。数カ月、療養のために病院や自宅におりましたが、プライバシーにかかわるため詳細はお答えできません。現在は週に数日勤務とテレワークをおこなっており、給料は受け取っています。
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前出の維新の会関係者は、こう言ってため息をつく。「国会議員会館付きの公設秘書は議員会館に出なければ仕事にならず、テレワークをしている公設秘書なんて聞いたことがありません。まわりは皆、おかしいと思っていますが、A氏はベテランの大物秘書であり、誰も表立って言えないのです」
日本維新の会は「身を切る改革」を掲げ、国会議員の歳費や期末手当の2割削減、国家公務員の総人件費2割削減を主張している。その馬場代表の公設秘書が半年近く休み、その後現在まで休みがちでありながら、満額の給料を貰っているのは問題だろう。
https://smart-flash.jp/sociopolitics/266270/1/1/
「病欠」とは? 有給休暇との関係やメールでの連絡方法も解説【社労士監修】
病気欠勤をすると、本来働くべき日に働いていないことに。よって、法律上は会社側に賃金を支払う義務はありません。そのため、休んだ分の賃金は減額されることになるのが一般的です。例えば、風邪で一日病欠になった場合、その分は給料から差し引かれるというイメージです。
https://domani.shogakukan.co.jp/833118