酒の誘いを断らないお気に入りを幹事長にすることも可能。長年貢献してきた議員も、嫌いな人は、パワハラ。理由なく公認しなくてOK。そんな旧態依然の体質が維新の会には色濃く残っています。
何かと「私企業では許されない」と公共事業を攻撃する維新の会ですが、トップ個人の好き嫌いで人事を決める事など、今や私企業では許されない強権的な風潮です。ましてや、維新の会の収入源である政党交付金も議員に掛かる歳費も、全て税金から出ているお金で支えられています。
果たしてこれが市民のための公党としてあるべき姿でしょうか?
《パワハラ音声入手》「邪魔や!」「公認は僕の権限や!」維新・馬場代表(58)が選挙直前に男性市議へ“公認パワハラ”〈週刊文春 2023/8/2〉
一方、池田氏は自民党の堺市議を経て、2010年に大阪維新に合流。以降、維新・堺市議団の中核として活動してきた。「馬場氏とは政治家になる前からの付き合い。10年ほど前の池田氏の結婚式では、馬場氏がスピーチをする間柄でしたが……」(堺支部関係者)…大食漢かつ酒豪で“飲みニケーション”を重視している。会食後に後輩を呼び出し、飲むのが定番です。酒が進むと『やれるもんならやってみい』とケンカっ早くなりますが、藤田文武幹事長は『馬場さんの誘いを断らなかったから幹事長になれた』と洩らしているほど。いまや維新はこの馬場氏を中心に動いています」…「吉村(洋文)府知事(48)を含め、大阪維新側は池田氏の公認を了承していましたが、馬場氏だけが印鑑を押さなかったのです」(維新府議)…そして公認が下りない理由を池田氏が尋ねると、次のように述べたのだ。「公認はさ、僕の権限や。代表、代表や。誰もでけへんから。幹事長でもないから。公認状に馬場伸幸って書いてるでしょ。そこが(公認を)下ろしたないから、下りない。別に理由なんか無かってもええねん。理由なんて無かったってええんですよ」
〈週刊文春 2023/8/2〉