元生駒市長であり、2023年奈良県知事となった維新の会所属の山下真氏。
従来と評価方法が変わったため、過去の結果との比較ができなくなった「住みよさランキング」を悪用し、自身の県知事選挙で「自分の市長の時代に生駒市の順位が急激に上がった」と業績をアピール。従来の評価基準では、生駒市の順位は下がっています。
同様に生駒市長選では、維新の市長候補への選挙応援のなかで「現職の小紫市政で生駒市の順位が急激に下がった」と間違った情報を流布しました。
奈良県知事選(2023/4/9)
奈良県知事選のチラシでは、山下氏の生駒市長時代に「住民サービスを充実」したからランクアップしたかように表現されています。しかし、2009年ランクは従来方式だと200位。2008年は188位なので、2009年ランクは下がっています。
また、東洋経済を見ると、28位へ急上昇したのは、単に、算出方法が変わっただけだと分かります。https://toyokeizai.net/articles/-/10598?page=3
生駒市長選(2023/4/23)
2019年住みやすさランキングで、再び大きく指標が変わりました。
30位前後で推移していた順位が、大きくダウン。
指標が変わり「前年の結果との連続性はなくなっている」と書かれているにもかかわらず、
「小紫市政で335位まで下がった」と、山下知事はTwitterで投稿。
多くの指摘を受けているにもかかわらず、選挙が終わった今(2023/4/25)もまだ、削除されていません。
山下氏はこれから奈良県知事として、正しい情報を県民に提供すべき立場です。
にもかかわらず、この姿勢では、奈良県の行く末が心配です…。
情報源
「住みよさランキング2019」全国総合トップ50 <東洋経済オンライン2019年6月>
今回の「住みよさランキング2019」では、算出指標やランキング対象について大幅な変更を行った。そのため前年の結果との連続性はなくなっていることに留意いただきたい。
https://toyokeizai.net/articles/-/286576?display=b
<山下まこと氏Twitter 2023/4/20投稿>
本市の住みよさランキングが「関西3位、全国27位」に上昇しました!(平成27年6月25日)<生駒市HP>
本市は昨年の全国34位から、今年は27位へ、関西4位から3位に順位を上げました。
https://www.city.ikoma.lg.jp/0000002784.html
奈良県知事選で撒かれたチラシで「生駒市長時代の実績」としてアピール
生駒市長選チラシでは「住みやすさランキング転落の危機」とアピール
<以下参考Twitter投稿>
参考Twitter(チラシ画像などお借りしました。ありがとうございます!)