千葉市議会の会派「日本維新の会・無所属の会」に所属する議員2人が、市民の請願を自作自演して9月定例会に出していたことが13日、分かった。会派によると、請願の名義人の了解を得ないまま、書面を作り自筆で署名。2人は「提出の締め切りに間に合わせるためだった」と説明したという。
共同通信9月13日配信記事を引用する。
千葉市議会の会派「日本維新の会・無所属の会」に所属する議員2人が、市民の請願を自作自演して9月定例会に出していたことが13日、分かった。会派によると、請願の名義人の了解を得ないまま、書面を作り自筆で署名。2人は「提出の締め切りに間に合わせるためだった」と説明したという。
市議会規則は、請願には本人の自筆署名または記名押印が必要と定める。議会運営委員会は同日、要件を満たさないとして請願を無効とした。 会派の守屋聡幹事長によると、関わったのは桜井崇市議と大平真弘市議。
共同通信 9/13(金) 20:14配信記事
チバテレ（千葉テレビ放送）9月12日のニュースからも引用する。
千葉市議会は9月12日夕方、議会運営委員会を開き、会派「日本維新の会・無所属の会」が請願書を偽造していたとして13日予定していた会派の代表質問を取り下げることを決めました。議会関係者によりますと請願書は、本来議員が作るべき議会の討論原稿案を市執行部が作らず、議員も受け取らないよう求めるもので維新会派の議員4人を紹介議員に千葉市花見川区の「議会の透明性を考える会」という団体から提出されました。 ただ、この請願書は偽造されたもので団体は架空な上、団体の代表として名前を使われた人は「名前を勝手に使われた」などと話しているということです。千葉市議会は13日の議事日程終了後、議会運営委員会を開催し、処分について議論すると見られます。
チバテレ（千葉テレビ放送）9/12(木) 21:12配信記事
出された請願書の内容自体には現段階で問題を感じられないが（市職員の負担軽減、議員の自律的機能であればむしろ良いこととも感じられる）、なぜ請願書提出にこだわったのか、架空の団体を用いたり、個人の名前を勝手に使うという行動に出たのか、謎が残る。何が起きたのか、その背景等、詳らかになるのを待ちたい。
