週刊文春による続編が出ました。
前回は「認知症疑いの自覚症状がある保育園理事長の個人財産を「本人から一筆もらって」馬場氏の事務所が管理し、理事長の後釜に馬場氏が就任した」という話でした。
しかし、今回わかったのは、その「一筆すらないのでは?」「保育園理事長の後釜に馬場さんが勝手に居座った」という疑惑です。しかも、馬場代表の公設第一秘書までもが理事に就任。
保育園理事長は「それは乗っ取るためだ。馬場氏が理事長になるのはおかしい。一筆も書いてない。私の承認なしにやっている。異議申し立てする。」と証言。
続報前に藤田幹事長は「ここにいる皆さんは由緒正しき大メディアの方が多いですから、そういったことはないと思いますが、対抗措置はとる」と、記者クラブに脅しともとれる発言もしていました。
(名誉棄損で訴えられるリスクや社全体が取材拒否にあうケースも過去にあり)
「党員や支持者にも説明しないといけない。」とも話していた藤田幹事長ですが、当事者の馬場代表は未だだんまり。馬場代表、藤田氏から「市民への説明」はされるのでしょうか。
※週刊文春2023/8/31号にはもう少し詳しい話も掲載されています。ぜひお買い求めください。
維新・馬場伸幸代表による社会福祉法人“乗っ取り疑惑” 創設者の前理事長が「なんで馬場が…」「絶対許せへん」悲痛告白〈週刊文春 2023/8/22〉
「週刊文春」が入手した会議の音声(「週刊文春」電子版で公開中)からは、馬場事務所が2020年頃から認知機能の衰えが明らかになっていた西氏に、任意の財産管理契約を結ぶ文書を書かせ、馬場事務所が西氏の財産を私的な形で管理していることなどが窺える。さらに、死後に個人財産をすべて法人に寄付するという「自筆証書遺言」も書かせたと馬場氏や秘書は説明していた。
…
前理事長は「私の知らない間にやっている」
…
果たして、当の西氏はどう受け止めているのか。8月19日、彼女が入居する老人ホームで、元理事らとともに面会し、話を聞いた。――理事長が馬場氏に交代した。
「なんで理事長があの人になるのか……。おかしい。異議申立てする。私が知らない間にやっている。私の承認なしにやっている。それは絶対成立しない」
さらに、こう続けた。
「私は絶対許せへんで! そんなん認めてないねんもん。私、それ認めた書類、どこにあるんかなと思う」
〈週刊文春 2023/8/22〉

藤田幹事長の発言概要
「最近は、文春が維新特集をやってきている。精査し、名誉棄損に当たるか法的措置をとる。当たり前だ。
問題があればどうどうとやってもらっていいが、人権侵害同様にしていいと思わない。
行き過ぎた点について私たちは正当な手段、法的手段をとる。
由緒正しき大メディアの方が多いですから、そういったことはないと思いますが、対抗措置はとる。
党員や支持者にも説明しないといけない。」
前回の記事はこちらから↓
