大阪・関西万博の税金負担が青天井に上がっている中、2023年7月時点での読売新聞の世論調査によると万博に関心がある人は35％しかいません。
「70年大阪万博の夢よもう一度！」というイベント頼みの発想自体がいかにも前時代的ですが、そもそもインターネットもなく、海外旅行ができる人もごく限られていた1970年当時と今は置かれた状況が全く違います。
そして、万博会場はIRカジノと同じ夢洲。万博を使って「カジノのためのインフラ整備」をしているのではないかという批判も多くあります。
万博に興味がなかった安倍元総理にお酒を注ぎ倒し、大阪に誘致したのは橋下氏、松井氏、吉村氏です。
そして、大阪万博の会場候補地（6か所）でもなく、候補地になりえなかった、埋め立て途中の夢洲を会場候補地にねじ込んだのは、松井氏です。
吉村知事自身のツイッター投稿によると大阪万博開催を提案し、安倍総理にお願いした「言い出しっぺ」は松井氏と橋下氏。彼らの目論見は、果たして未来の大阪に何を残すのでしょうか…。
大阪・関西万博「関心ある」35％、「関心ない」65％…読売世論調査
読売新聞社が21～23日に実施した全国世論調査で、2025年に開かれる大阪・関西万博への関心を聞くと、「関心がある」は35％にとどまり、「関心がない」の65％を大きく下回った。
https://www.yomiuri.co.jp/election/yoron-chosa/20230723-OYT1T50222/
2025年大阪・関西万博に橋下徹氏「松井さんが安倍さんにお酒を注ぎ倒して実現した」
橋下氏は15年12月、松井氏、吉村氏とともに万博誘致の協力を仰ぐため、当時の安倍晋三首相（66）、菅義偉官房長官（71）と会談した席を回顧。「万博が実現したのは松井さんの政治力。安倍さんのおちょこに酒を注いで『（万博は）必要ですよね！ 総理！』。安倍さんはお酒が強くないのに、安倍さんも『そうだよね！』。それまでは（世論は）シラ～ッとしていたが、お酒を注ぎ倒して実現した」と松井氏の酒宴での“腕”を評価した。当時、大阪市長に就任したばかりの吉村氏も「おちょこ事件」と表現して「あの事件以来、グワーッと動いた」と驚いたという。
万博会場になりえなかった「夢洲」を松井氏が会場にした
夢洲は当初、万博会場の候補地（6か所）には入っていませんでした。しかし、2025年万博基本構想検討会議に「私の試案」として松井氏が「万博会場は夢洲へ」と出したことから、夢洲が万博会場へと急激に流れが変わります。
https://www.pref.osaka.lg.jp/kikaku/kokusaihakurankai/banpakukihonkaigi.html
